岡山県津山市の吉井川漁協(松田安弘組合長)は21日、管内の吉井川本支流にスッポンの子亀計約400匹を放流した。
例年、付け針などによる漁が終わるこの時期に実施し、子亀は福岡県の養殖業者から仕入れた甲羅径5センチ、25グラムほどのサイズ。本流と香々美川、広戸川、横野川、皿川などの計20カ所に配分した。
バケツから放たれた可愛らしいスッポンたちは元気よく手足をかいて流れに泳いでいった。
同漁協では「2~3年でもすると1キロ近い食べごろサイズに成長する。川の恵みを楽しんでほしい」としている。管内のスッポン漁には、1等(年券1万1000円)の遊漁券が必要。