「美作ものづくり展示販売展」(天満屋津山店主催)が岡山県津山市のアルネ津山1階中央コンコースで始まり、地域の工芸愛好家や創作家が手がけた多彩な作品が来場者を楽しませている。10日まで。
津山、真庭市、鏡野町、西粟倉村の10人が日常使いできる品や雑貨を中心に出展。
木目が美しい鶴山漆器や干支をモチーフにした竹細工といった伝統工芸品をはじめ、野鳥をかたどった木彫りのブローチ、蒜山地域の草木で染めたストール、すす竹を生かした箸やスプーンなど創意を凝らした作品が並ぶ。
会場ではステンドガラスを使ったワークショップもあり、来場者は作者から話を聞きながら手にとるなどし、気に入った品を買い求めていた。
買い物ついでに立ち寄ったという久米南町の60代の女性は「どれも手づくりならではの温もりがあり、時間と愛情をかけて制作されたのが伝わってくる」と話した。
午前10時~午後7時(最終日同4時)。