「夏休みのおはなし会」が21日、岡山県津山市新魚町の津山市立図書館視聴覚室で開かれ、親子連れらが童話や昔話のストーリーテリングに聴き入った。
素語りを耳にし、想像力を養ってもらおうと津山ストーリーテリングの会(宮野静香会長)のメンバーが訪れ、約20人が参加。
「おおかみと七ひきのこやぎ」「宝化け物」に続き、「三枚のお札」では、小坊主を食べようと寺まで追って来た山うばと僧侶のやり取りを情感たっぷりに語り聞かせ、来場者は話の世界に引き込まれた様子だった。合間には一緒に童謡や手遊びもし、和気あいあいとひと時を過ごした。
高野山西の会社員女性(40)は「語りが上手で思わず夢中になりました。小学4年の息子も楽しんだようです」とにっこり。