第52回つやまスポーツフェスティバル(同実行委主催)が12日、岡山県津山市志戸部の津山陸上競技場をメイン会場に開かれ、子どもから熟年者まで多彩な競技でスポーツの秋を満喫した。
会場には津山市スポーツ協会加盟団体が、投球スピード計測、ターゲットバドミントン、サッカーのキックターゲット、ラグビーのダイビングトライといった21の多彩な体験型アトラクションを設置。参加者はルールやフォームを教わりながら夢中になってプレーを楽しんだ。
ハンドボール協会による「ティラノだヨ!全員救え‼」では、親子らが襲い掛かる“恐竜”をかいくぐりながら、見事な連携でゴール先の人形を救っていた。
このほか倉敷アブレイズや岡山リベッツといったプロスポーツ団体も出展し、参加者が選手らとゲームを通して交流。競技場周辺ではキッチンカーや健康コーナー、フリーマーケットがありにぎわいを見せた。
体操協会による木製の棒を下手投げしてピンを倒す「モルック」に家族4人で挑戦した宮脇恵さん(43)は「ピンを1本だけ狙うのが難しかったけれど楽しい。普段体を動かす機会がないので、家族といろいろなスポーツを体験したい」と笑顔で話していた。
