コンビニ大手のセブン─イレブン・ジャパン(本社東京都)と岡山県津山市などが連携して昨年商品化し好評だった「牛そずり鍋」が、さらにおいしく改良した「津山の郷土料理 和風だしの牛そずり鍋 国産牛使用」として再登場。岡山県内と鳥取県、四国4県、島根・広島県の一部の869店舗で23日から冬の間、販売される。値段は昨年より安く抑えた648円(税込)。
津山市のほか津山市観光協会、津山飲食業組合、市民グループ「つやま肉ワンダーランドプロジェクト」もレシピや情報を提供するなど協力。
かつおだしを使ったしょうゆベースのつゆに、そずり肉をはじめ豆腐、ゴボウ、ニラ、ハクサイなど8種の具材が入っている。薬味のゆずこしょう付き。主な変更点は和風だしを見直し、国産牛を使用。新たに油揚げを加えることで食べ応えが増した。
谷口圭三市長は定例会見で発表し「昨年非常に好評で、関係者の協力でさらにブラッシュアップされた。風味とうまみがより増している。津山の牛肉文化を生かした商品であり、多くの人に楽しんでいただきたい」と話した。