移住・定住の推進や起業サポートをしているふらり(歌房進修代表理事)は8日、ソバの種まき体験会を岡山県津山市阿波の大畑公会堂近くの休耕田で行った。
同地区で人気を博していた「深山そば」の再興を目的として企画。地元の住民10人が参加した。
広さ10アールの畑の畝に10センチの間隔で種を植え、熊手など使用して丁寧に土をかぶせていった。歌房宏美さん(37)は「大変な作業でしたが、みんなと一緒に話をしながら楽しい時間が過ごせました。収穫の時も参加したいです」と話した。
4〜7日程度で発芽し、9月頃に花を咲かせる。10月頃には収穫出来るようになるという。世話人の皆木憲吾さんは「地元の人になじみのあるそばが、訪れた人に親しんでもらえるように、催し物などを企画していきたい」と語った。
同団体は2020年4月に設立。農業と観光を組み合わせた体験型観光に取り組んでいる。
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種をまく参加者