津山高専で学ぶタイの留学生4人が23日、谷口圭三市長を表敬訪問し、「日本での勉強を頑張りたい」と意欲を語った。
タイ政府奨学金留学生として、5月末に来日した1年・ピーラウィット・タラーラムさん(15)とピチャーモン・ヤーウォンさん(15)、昨年来日した2年のニッチャカーン・インタラスットさん(16)とタナパット・イムクラジャンさん(17)。引率教員と岡山県津山市山北の市役所を訪れた。
市長は「コロナが落ち着いたら市はもとより、日本のさまざまな土地を訪ね、歴史や文化の体験、地元の人と交流してもらいたい」と歓迎。4人は自己紹介した後、「日本のエンジニアは一番なので、ここで勉強するのはいいことだと思う」「津山はきれいな町で、山もたくさんあり大好き」と日本語で話した。また、市長に土産のタイのスカーフを手渡した。
4人は、タイに12校あるプリンセス・チュラポン・サイエンス・ハイスクールの中等部出身。国立高専機構は毎年12人を全国6高専で2人ずつ受け入れており、来年度からは24人に拡大する予定という。同高専のタイからの留学生の受け入れは3年目となる。
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タイのスカーフを贈り、市長と会話する留学生
タイ留学生 津山市長を表敬訪問
- 2021年6月25日
- 教育・保育・学校