タカラ産業食事用マスク開発

経済・産業 タカラ産業食事用マスク開発
         

 リフォーム・住宅設備機器などのタカラ産業(国分寺、河本義登社長)は、飛まつ対策の食事用マスク「おもてなしガード」を商品化した。コロナ禍で厳しい状況にある飲食店向けに開発し、新たな会食スタイルと衛生管理対策を提案する。特許を申請中。
 環境に配慮したペーパー素材(縦20㌢、横39・5㌢)。折り目に沿って折るだけで簡単にセッティングでき、食事中の会話時に手に持って口の前にかざして使い、飛まつ接触リスクを軽減する。手ふきや箸、スプーンなどを入れる袋としても活用でき、店側はそれらに触れることなく配膳できる。可燃ごみとして処分できる脱プラスチックの環境配慮グッズ。
 カフェやレストラン、居酒屋、ホテル、旅館、結婚式場などでの使用を想定。同社は「上品、さりげない心遣いでワンランク上の衛生管理対策を実現できる。会食時の不安を解消する一つのアイテムとして使ってもらい、店のイメージや売上アップにつながれば」と期待する。
 クラフト、さくら色、黒柄、ピンク桜柄などおしゃれな7種類のデザインをそろえ、店舗の雰囲気に合わせて選ぶことができる。
 30日までクラウドファンディングサイト「Makuake」で応援購入が可能。価格は100枚入り3500円〜。4月からは自社ホームページと店頭販売を目指して準備を進めている。詳しくは同社のYouTubeチャンネルで紹介している。
 問い合わせは、タカラ産業(☎260155)。


1飲食店向けに開発した「おもてなしガード」

2手に持って口の前にかざして使う


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