岡山県・津山地域のダウン症児でつくるダンスユニット「ダックスターズ」が、26日に大阪府堺市で開かれるダンスイベントに出場する。メンバーは「みんなでリズムを合わせて成果を発表したい」と練習に励んでいる。
ダウン症児親の会「あひる会」の20〜30代の9人で構成。2007年に発足し、県内外の催しなどでダンスを披露している。
ダンスイベントは、関西を拠点にダウン症や障害のある人たちのエンターテインメントスクールを展開する「ONE TRIBE(ワントライブ)」の発表会「ワントラワンピーポー2023」。総勢95人のダンサーが舞台上で表現し、障害のある人たちの可能性を広げる。今年開かれたあひるの会の35周年記念式典にワントライブのメンバーがゲスト出演するなど、交流を続けている。
ダックスターズは、ダンスインストラクター・武川哲明さんに教わってレッスン。軽快な音楽に合わせて、両手を大きく振ったり、ステップを確かめたりと、本番に向けて汗を流す。
服部有紀さん(28)と高山あいこさん(34)は「しっかり振り付けを覚えて、ナンバー1になる気持ちで頑張りたい」と話している。
イベントは国際障害者交流センタービッグ・アイで開かれる。