岡山県津山市交通安全対策協議会は10日、津山東高校の生徒らと協力して林田の津山署前交差点で、日が沈み始める薄暮の時間帯に合わせて早めに車のライトを点灯するように啓発活動を行った。
2月の行事、節分やバレンタインデーにちなんだ恒例の取り組みで、同協議会員をはじめ、津山東高交通委員会1、2年生、津山署員ら約40人が参加。「チョコッと早めのライトアップ、こまめにライトを切り替えましょう!」と題してチョコレートや福豆、夜行たすき、チラシなどをまとめた啓発グッズを配りながら運転手らの意識高揚を図った。
この日は、高校生のほか、トヨタレンタリース岡山の社員も交通事故減少に向けて地域貢献しようと加わり、啓発グッズ約200セットを信号で止まった車のドライバーに「事故防止にご協力ください」「暗くなる前にライトアップをお願いします」と声をかけながら手渡した。
同校交通委員長を務める2年生の牧本大輝さん(17)は「大人から子どもまで幅広い世代に交通ルールの大切さ呼びかけていきたい。活動を通してルールを守る人や守るように周囲に働きかけてくれる人が増えてくれたらうれしい」と話していた。
![早期の車のライト点灯を呼びかける高校生ら](https://tsuyamaasahi.co.jp/wp/wp-content/uploads/83f58de6e887dab48d7a86824811f532-1024x683.jpg)