バスケットボール男子Bリーグ3部(B3)のトライフープ岡山の選手とコーチによる「バスケットボール教室」が9日、しらゆり幼稚園=岡山県津山市=で行われ、年長児51人がボール遊びを通してスポーツの楽しさを体験した。
県内を活動拠点にしているプロ選手らが園や学校、地域を訪問して指導する県スポーツ協会の「晴れの国トップアスリート派遣事業」の一環で実施。今回は高畠佳介選手と横川俊樹選手、畑元将太コーチが来園。1、2組のクラスごとに分かれて指導を受けた。
このうち1組25人はコーチの指示通りに動いてウオーミングアップした後、「ボールをつく時は顔を上げて前を向き、ボールをまっすぐ床に落として」と正しいドリブルの仕方などバスケットボールにおける基本の姿勢や動きを教わって早速実行。上手にドリブルをしながら進み、ディフェンダー役となって“通せんぼ”をする選手たちの動きを見て上手に避けていくなどして、元気よく動いた。
最後はシュートを練習。一人ずつゴールネットに入るように狙いを定めてボールを投げ、選手からは「ナイスシュート」といった励ましの言葉をもらった。
平田恵士君(6)は「かっこいい選手のお兄さんたちや友だちとみんなで練習できてうれしかった。もっといろんなスポーツもやってみたい」と話していた。横川選手は「バスケを思いっきり楽しんでもらえてよかった。これからさまざまな学びやスポーツを体験して元気に育ってほしいと思っている」と語った。
