ナンバホームセンター=岡山県津山市=は29日、「幸せのたねプロジェクト」として、津山市内の小中学校や幼稚園、保育園などが花の種や苗、園芸資材などを購入できるクーポン券73万円分を市に寄付した。
対象は認定こども園や児童館、市教育相談センター・鶴山塾などを含む73施設。クーポン券は各校・園に配布され、市内の同ホームセンター2店舗で引き換えられる。また、依頼があれば社員が出向き、植え方や育て方などの専門的なアドバイスを行う出前教室を行う。
難波賢治社長が「津山の将来を担う子どもたちの健やかな成長、学びに向かう力を育成する一助になれば」と、谷口圭三市長に目録を手渡した。市長と有本明彦教育長は「みなさんの気持ちに沿って大切に使いたい。子どもたちが園芸体験を通して、自然や地域とふれあうことは郷土愛の醸成にもつながると思う」と礼を述べた。
社会貢献活動の一環として2013年から行っており、これまでに473万円分を贈っている。
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クーポン券を贈る難波社長