◎…梅雨のさなかにすがすがしい彩りを放つハンゲショウがそろそろ見ごろ。花房が膨らむにつれ、上部の葉が真っ白に変貌してくる。
◎…岡山県津山市一方の大上陽之さん（77）方では、今月半ばから徐々に緑色が抜け、青葉とのコントラストが鮮やかに。70センチほどの草丈で前庭の隅におごっており、通りを行き交う人もめでていく。
◎…ドクダミ科の多年草で別名「片白草」。葉表だけ白くなるため〝半化粧〟と名付けたとか、暦の「半夏生」（今年は1日）のころ盛りになるためとも言われる。
◎…「すがすがしい白さと野趣がいい。この時期になると妻が茶花にし、楽しみにしている友からも声が掛かる」と大上さん。
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花穂が膨らみ、葉が真っ白になったハンゲショウ=津山市一方で
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