津山商業高校地域ビジネス科の生徒たちが10、11日、授業と地域貢献の一環でコミュニティバス「ごんごバス」東循環線2台の車内を、ハロウィーンに合わせて華やかに飾り付けた。装飾を施したバスは31日まで運行しており、乗客たちを楽しませている。
地元の人たちにバスへの親しみを深めてもらおうと昨年度から始まった取り組みで、今年度は同科の授業で商品の開発、流通ついて学ぶ3年生59人が企画し、準備してきた。
10日は代表の生徒6人と教員が津山口の中鉄北部バスを訪れ、作業開始。各パーツの配置などを相談しながらきらびやかなモールを手すりに巻き付け、カボチャのおばけ「ジャック・オーランタン」や魔女、黒猫のイラストの壁紙を窓に貼り付けるなど手際よく進めていった。
同バス会社津山営業所の後藤功所長は「昨年は子どもからお年寄りまで多くの人に好評をいただき、とても喜ばしかった。今年も同じようにしていただき、ありがたく思う」と語る。飾りつけに参加した福島花香さん(18)は「パーツをそろえるなど準備段階で細かい作業が多くて苦労したが、みんなで協力して頑張った。乗客のみなさんにハロウィーンの雰囲気を楽しんでもらえたらうれしい」と話した。
12月はクリスマスに合わせた飾りつけを行う予定。
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