バレンタインデー(14日)を前に、津山市内の百貨店や量販店などには特設売り場が設けられ、期間限定品のチョコレートを買い求める女性客らでにぎわっている。ウイズコロナが定着する中、今季もプレゼントの一方で自身や家族用の需要が高いという。
岡山県津山市新魚町の天満屋津山店は1階エントランスホールに18日から特設コーナーを設け、バラエティに富んだ50ブランド300種を品ぞろえ。
欧州ブランドでは、ゴディバ(ベルギー)やデジレー(同)、国内ブランドではメリー、モロゾフなどの人気が根強く、有名ショコラティエ監修の品も並ぶ。さらに県内産フルーツやハチミツを使った地元店オリジナルショコラ、SDGsの時流から環境やカカオ生産者らに配慮したエシカル(倫理的)な商品も人気という。1000〜1500円のパッケージが売れ筋で、1人当たりの平均単価は約3000円。
勝央町の会社員(31)は「レア物が売り切れないうちに来た。主人と義父には高級感のある品、6歳の息子にはポケモンデザインの缶、自分へのごほうびチョコも外せません」とにっこり。
菓子コーナー担当者は「2月から新たな限定商品も加わり、バレンタインデー直前の週末が商戦ピークとなる」としている。
バレンタインデー控え盛況
- 2023年2月1日
- 経済・産業