パラリンピック聖火採火

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 東京パラリンピック聖火フェスティバル県実行委は、8月12〜16日に県内全27市町村で行う採火の詳細を改めて公表した。それぞれ障害者が参加したり、地域の文化をPRしたりするなど特色ある内容で、一部の会場や方法を変更。各自治体でとった火をひとつにして東京へ送り出す。
 このうち津山市は13日、志戸部の津山陸上競技場多目的広場でたき火台のわきに障害者とその家族らが作った折り紙、市民から募ったメッセージを飾ったわきで採火。新庄村では同日、山開きで行っている護摩法要の種火を復元する。美咲町は14日、二上山両山寺で700年以上の歴史を持つ護法祭に使われる神聖なたいまつの炎から採火。
 真庭市は15日、落合総合公園でバイオマスにちなんだ火を使って市マスコットキャラクター「まにぞう」が着火し、児童たちが採火する。鏡野町は同日、太陽光などからおこした種火を町中央公民館のセレモニーでともす。
 各市町村とも採火のみでトーチでの聖火リレーはせず、それぞれの火は16日、岡山市の県総合グラウンド陸上競技場で開く集火・出立式で「岡山県の火」となる。
 同実行委事務局の県障害福祉課では「新型コロナ対策を万全にし、共生社会を照らす火として障害に対する理解を深め、パラリンピックを盛り上げる契機としたい」としている。


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