椿高下のパン工房「エピ」で、コロナ禍対策の一環として導入したパンの自動販売機が人気を集めている。
非接触販売の試みと営業時間外での売上確保を狙いに昨年10月から店頭に設置し、口コミなどで周知されるに連れて売れ行きがアップ。
コロッケパンや焼きそばパン、クロワッサン、メロンパンといった定番をメインに日ごと13〜18種が並べられ、ガラス越しに好みの商品を選んで番号を押す。店内の対面販売より1〜2割安い価格設定にしており、閉店時間(平日午後7時、土・日曜日同5時)以降に限らず、営業中でも自販機目当てに訪れるリピーターもいる。定休日(月曜)は最近、100個近く売れているという。
松田典雄社長(56)は「中高生や親子連れらが多い様子。内容もその日によって入れ替えており、いつでも気軽に利用してもらえる」とPRしている。
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十数種のパンが並ぶ人気の自販機
パン工房「エピ」パンの自動販売機
- 2021年2月18日
- 食関連