弥生小3年の山﨑仁衣花さん(8)が「イオンモール ブレイキン チャンピオンシップ決勝大会」(8月31日、石川県)で女子小学生低学年部門に出場し、得意技のヘッドスピンなどを決めて準優勝を収めた。
NPO法人日本ブレイクダンス青少年育成協会が、全国11会場で予選を行い、未就学児から高校生までが即興ダンスで対決する。山﨑さんは同月の広島予選で優勝し、決勝への切符を手に入れた。
本大会では、同部門の予選通過者16人のうち、当日の審査を経て選ばれた8人がトーナメント戦で対決。それぞれの強みを生かした個性あふれるフリースタイルを見せる中、山﨑さんは安定感抜群のヘッドスピンと軽快なフットワークを見せ、優勝は逃したものの聴衆を沸かせた。
父親の伸浩さん(47)が運営するダンススタジオ「NEXT」(川崎)で5歳からブレイクダンスを習い、今大会に向けて夏休みは伸浩さんと毎日かかさず練習に励んできた。「優勝できなかったのは悔しいけれど今の力は出し切れた。これから難易度が高い技にも挑戦して皆をびっくりさせたい」と笑顔を見せる。
