マルイ=本社・岡山県津山市上河原=と大塚食品=大阪市=による出前授業が17日、大崎小学校=金井=であり、5年生18人が植物性由来の原材料を使った食品「プラントベースフード」について学んだ。
両社の担当者が講師を務め、SDGs(持続可能な開発目標)のうち▽飢餓ゼロに▽すべての人に健康と福祉を▽気候変動への対策―について説明。人口爆発に伴う食料不足や地球温暖化などの環境問題の解決策として、大豆などを使ったプラントベースフードを紹介した。
大豆は、タンパク質などの栄養が豊富で、やせた土地でも栽培が容易などの利点を伝えた。このあと、大豆でできたハムと通常のハムの食べ比べをし、子どもたちからは「どっちもおいしい」「味が似てすごい!」などといった声が聞かれた。
髙橋舞衣さん(10)は「大豆でできたいろいろな食べ物があることがわかった。家に帰ってお母さんに教えてあげたい」と話していた。
教育活動の一環で両社が企画し、今後、市内の小学校8校で実施予定。
