秋の交通安全県民運動最終日で、「交通事故死ゼロを目指す日」の30日、作陽高校(現作陽学園高校)出身のプロサッカー選手・森宙舞選手(20)が、岡山県警美咲署の「一日署長」を務め、交通安全を呼びかけた。
倉敷市出身の森選手は、当時津山市にあった同高校の女子サッカー部に在籍し、全国大会で準優勝。現在はWEリーグのサンフレッチェ広島レジーナでDFとして活躍している。
秋山健一署長からたすきをかけられ、交通安全出発式に臨んだ森選手。「私のポジションはDF。このまちを交通事故からディフェンスしていきたい」と宣誓した後、「交通事故死」と書かれた紙に向かってシュートを放ち、紙を破ってゴールを決めた。
続いて白バイとパトカーの出発を敬礼しながら見送り、ドライバーに啓発グッズを配った。森選手は「国道53号は高校時代に通った道。1人1人がルールを守って事故を減らし、事故死を無くしていきたい」と話した。