プロフィル・津山警察署長 安原卓志さん

特集 津山警察署長 安原卓志さん
津山警察署長 安原卓志さん
         

プロフィル

津山警察署長

安原卓志さん

 「SNSを使用した犯罪や特殊詐欺、薬物事案など犯罪情勢は日々変化しており、発生させないことが一番重要。関係機関やボランティア、市民の皆さんとの協力が必要であり、手を取り合って犯罪の起きにくい地域を築いていきたい」

 1986年に県警入り。勤務38年中、20年余りを刑事部門で過ごし、重要犯罪の捜査・解決に力を注いできた。近年では、作業員5人が死亡した2012年の水島海底トンネル崩落事故、14年の倉敷市での未成年者誘拐事件などに携わった。

 前職は県警本部捜査一課長。「昨年の重要犯罪発生数は2014年以降最多となったが、スピード感を持った捜査を進め、検挙率は100%を維持することができた」。

 署長職、津山署勤務とも初めて。「津山は歴史と情緒あるまちで、人も温かいと感じる。管内のみなさんと連携し、多様化する犯罪から住民を守ることが使命」と力を込める。

 大切にしているのは「明るい職場づくり」。「人を大切にし、互いに感謝の気持ちで接すればモチベーションが上がり、仕事は前向きになる。署員にはやりがいを持って職務にあたってほしい」。

 座右の銘は「愚直」。「何事もこつこつと確実に取り組むことが大切」と表情を引き締める。

 倉敷市出身。趣味は史跡巡り、地元飲食店の食べ歩き。56歳。


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