岡山県津山市西吉田の住宅団地の合併浄化槽内に乳児の遺体を遺棄したとしてベトナム人技能実習生・女性(22)が逮捕された事件で、県警は7日、堕胎の疑いで再逮捕した。
県警によると、容疑者が「技能実習生の身分で妊娠したとなれば、ベトナムに帰されてしまうことなどから堕胎することにした」と供述。4月11日午後8時ごろ以降に堕胎薬を服用し、居住する住宅団地の家のトイレに12日午前2時ごろ、妊娠4〜5カ月くらいの男児の遺体を流した疑いがある。
県警は今後、使った薬の種類などについて調べるとしている。
事件は、4月13日に乳児が発見されて発覚。16日に、容疑者が勤務先の上司に付き添われて津山署に出頭し、死体遺棄の疑いで逮捕した。乳児の死因は司法解剖するも特定できなかった。
ベトナム人実習生を堕胎の容疑で再逮捕/岡山・津山市
- 2020年5月8日
- 事件・事故