U―18(18歳以下)ベトナム女子サッカー代表チームが17日、美作市での強化キャンプを前に萩原誠司同市長を表敬訪問し、これからの抱負を述べた。
スポーツキャンプ誘致岡山美作実行委は2017年からベトナムナショナルチームを同市に誘致しており、今回で4回目。コロナ禍の影響で3年ぶりの来訪となる。
同市栄町の市役所にチャン・ティ・ゴック・タン(17)、リュ・ヌー・クエン(同)、チャン・ニャット・ラン(同)3選手らが訪れた。日本サッカー協会(JFA)公認指導者でベトナム女子サッカー統括の井尻明監督は「美作市をはじめ、多くの人の協力により遠征が実現できた。良い経験になるように心を引き締めて頑張る」と意気込みを語った。
萩原市長は「精いっぱい練習に励み、大きく成長することを願う。岡山湯郷ベルの選手とも仲良くしてほしい」と激励。合宿の際に役立ててもらおうと、スポーツ用の栄養補助ゼリーや果物を手渡した。在日ベトナムサッカー協会全権代理・グェン・ボー・フェン・ユーンさんが謝辞を述べ、友好の証としてベトナム女子選手のサイン入りユニホームなどを贈った。
25日は美作ラグビー・サッカー場(入田)で市内のサッカースクールやスポーツ少年団チームとの交流を深め、27日は岡山湯郷ベルとテストマッチを行う。今回は練習の様子を非公開にしている。
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萩原市長にあいさつするベトナム女子サッカーU―18代表選手と井尻監督ら
ベトナム女子サッカー代表チーム 美作市での強化キャンプを前に萩原誠司同市長を表敬訪問