ホームセンターのナンバ(材木町、難波賢治社長)が、交通弱者の買い物支援として高尾の高尾南公会堂で移動販売を始めた。今月から毎月第3火曜日に実施され、地域の高齢者に喜ばれている。
津山市社会福祉協議会が取り組む「生活支援体制整備事業」の一環。生活支援コーディネーターが地域からの要望を聞き、同社に依頼して試行したところ、好評となり、定期化した。
同公民館では、「こけないからだ体操」の日に合わせて、専用の軽トラックで店開き。20日は、季節にあわせた防寒用品の他に、マスクや洗剤などの衛生用品や日用品が並び、買い求める人でにぎわっていた。前もって欲しい商品を注文すると持ってきてもらえるサービスも人気と言う。
坂手美恵子さん(73)は「普段は車でお店に行っており、買い忘れた商品があってもここで買えるので安心。外出を控えている人や車の運転ができないお年寄りにとっても便利だと思う」と話している。
次回は11月17日の11時ごろに開く予定。
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商品を買う利用者