年齢や性別、障害の有無に関わらず、誰もが一緒に楽しめるユニバーサルスポーツの「ボッチャ交流大会inまにわ」が23日、岡山県真庭市下市瀬で開かれ、8~93歳までの市民72人が和気あいあいと親交を深めながら、競い合った。
多世代交流とユニバーサルスポーツの普及を図り、真庭スポーツ振興財団が主催し、今回で5回目の開催。家族や地域のサロン、職場の仲間ら3人でつくった計24チームが出場。試合は3ブロックに分かれてリーグ戦が行われた後、上位、中位、下位に分かれてトーナメント戦を実施した。
試合開始と同時に選手たちはそれぞれ青玉、赤玉を持ち、コート内にある白いジャックボール(的玉)により近づけられるように狙いを定めてボールを転がしたり、ゆっくりと下手投げをしたりしてプレー。上手くいった場合は「ナイスプレー!」と声をかけ、勝敗が決まった後は、両チーム笑顔であいさつして終わった。
友人同士で組んだという真庭市久世のチーム「YSK」の早瀬清美さん(72)、西田重子さん(72)、牧洋子さん(73)は「楽しくて思わず熱中した。若返った気分」「体に負担をかけない上、プレーするのに場所も取らない。日常の空いた時間に簡単に遊べる点が良い」「どんどん普及してみんなで遊べるようになったらうれしい」と話していた。
成績は次の通り。
【1位トーナメント】優勝=なごみの会A▽準優勝=チームかじさん▽第3位=YSK、木山なでしこ
【2位トーナメント】優勝=ファミリー▽準優勝=田下A▽第3位=NBB④、田下C 【3位トーナメント】優勝=議会チームでがんばります▽準優勝=ピックル▽第3位=NBB①、すみれ