勝間田高校と勝央町老人クラブ連合会の交流事業「マリーゴールド栽培情報交換会」が29日、岡山県勝田郡勝央町勝間田の同校で開かれ、交流を深めた。
同校は野菜苗や花苗を栽培。同連合会では毎年花を咲かせるコンクールを行っている。総合学科園芸コース2年の19人と、同連合会から23人が参加した。
生徒たちは、これまでに学んできたマリーゴールドの栽培方法について解説。同連合会からは「花いっぱい運動」で取り組んでいる年2回のコンクールについて説明があった。グループワークでは花の育て方について意見を交わし、それぞれ発表した。
同校の松田啓佑さんは「皆さんの圧倒的な知識に驚いた。また環境も変わればいろんな手法があることを知り、勉強になった」。豊久田下老人クラブ豊親会の岡本秀樹さん(80)は「何十年も花をつくっているが、思わぬ話が出て、有意義だった。機会があればまた参加したい」と話していた。