NPO法人マルイ・エンゲージメントキャピタルは9日、津山市内の全小学校に、スーパーマルイの寄付付き商品の売り上げを充てた防犯ブザーと熱中症対策品(約350万円相当)を贈った。寄付事業は2015年に始まり、累計額は今回で1億円を超え、うち約3200万円が津山市の小学校に充てられている。
寄付付き商品を活用した取り組みは、岡山、鳥取、島根の3県で展開し、現在の対象校は400校以上に広がっている。地域ぐるみで支える仕組みとして定着し、継続的な寄付へとつながっている。
贈呈式が山北の市役所であり、小林新一理事長ら2人が訪問。関係者計8人が出席した。谷口圭三市長が「メーカー、問屋、生産者が一体となった長年の取り組み。未来を担う子どもたちへの継続的な支援を大変ありがたく思う」と述べ、理事長から目録を受け取った。続いて小林理事長が「取り組みは当初400品目からスタートし、現在は800品目にまで拡大した。皆さまのご協力のたまもので、消費者の方々にも深く感謝しています」とあいさつし、有本明彦教育長から感謝状を受け取った。
