マレーシア日本協会(馬日協会)の朱興来(シュー・コーライ)会長が18日、岡山県津山市の谷口圭三市長を表敬訪問した。マレーシアから中国・四国への観光ツアーを検討しており、津山地域で盛んな剣道と柔道の体験などを組み合わせたいという。
地域を理解する足がかりとして、マレーシア柔道連盟顧問の坂手雅夫さん、津山剣道連盟顧問の大林秀行さんとともに山北の市役所を訪れた。
ツアーの企画や案内などを手がける朱会長は「この地域の剣道と柔道を観光にプラスできればと思っている。津山周辺は温泉や自然に恵まれているので力を入れたい」と説明。谷口市長は「剣道、柔道の体験だけでなく、観光もしてもらい、いろいろな点で連携できたらありがたい。マレーシアとの関わりはこれまで持てていなかったが、市としてどういうことができ、準備できるかなどを話し合いながら進めていければ」と述べた。
朱会長ら3人はこの後、重要伝統建造物群保存地区の城東地区などを視察した。