モネ宅から株分けの睡蓮

自然
         

◎…フランス・印象派の画家、クロード・モネ(1840〜1926年)の邸宅から株分けされ、久米南町内で育てられてきたスイレンが、今年も誕生寺支援学校弓削校地(同町上弓削)で咲き、生徒や来校者の心を和ませている。
 ◎…モネが自宅庭にある池のスイレンを描いた代表作「睡蓮」で知られる。関係者によるとこの株は元々、2007年に町民と親交のある大阪府のハス研究家が町に寄贈。その後、ハスで知られる「宮地やすらぎの里」で栽培され、数年前に同校が譲り受けた。現在15株程度が育つ。
 ◎…5月末ごろに開花。玄関前に置かれた鉢の中では黄色やピンクの花がほころび、生徒や教員らが涼しげな姿に見入っている。午前中に咲いて午後には閉じ、8月末ごろまで楽しめるという。見学希望者は弓削校地(☎086―728―2828)に事前に問い合わせる。


涼しげに咲くモネゆかりのスイレン


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