美作市の湯郷温泉や観光地を全国1台が9日、同市湯郷の湯郷温泉観光案内所で披露された。全国各地を回り、魅力を発信する。
コロナ禍の中で低迷する観光業界の景気回復の一助になればと、岡田商運(岡山市中区)がCSR(企業の社会的責任)活動の一環で実施した。湯郷温泉旅館協同組合、湯郷温泉観光協会がイラストなど素材を提供した。
長さ約10㍍、高さ約4㍍のコンテナに温泉施設の写真や「温泉と自然が調和した、極楽の地」といったキャッチコピー、アニメーションキャラクターの「温泉むすめ」のイラストを入れてアピール。歴史画で有名な絵巻作家・正子公也さん(県出身)の宮本武蔵の絵で剣豪ゆかりの地「武蔵の里」も宣伝している。
出発式では、湯郷こども園の園児、萩原誠司美作市長、岡本泰介同市議会議長ら62人が出席。萩原市長と岡本議長は「持続的に宣伝し、観光客が訪れるようになれば」とあいさつ。園児37人が除幕した。
内海寿志同温泉旅館協同組合事務局長は「動く広告塔として期待したい」と話した。
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披露されたラッピングトラック
ラッピングトラックで、美作市の魅力を発信。
- 2021年3月10日
- 行政・公共