美作の中世山城連絡協議会(土居徹会長)は、リーフレット「美作を巡る二十六の山城」を作った。掲載のQRコードをスマートフォンのカメラで読み取ることで目的の城の位置が表示されるなど、便利なガイド資料。「全国の愛好家に美作の山城を訪ねてもらう一助になれば」とPRしている。
登山やドライブの際に手軽に携帯できる資料として作製。津山城を含め美作地域の26の主要な山城を取り上げ、写真や縄張り図、解説文、基本データ、方位などを載せ、各城の魅力をふんだんに紹介している。表紙は神楽尾城の鳥瞰図で、城の縄張り図は同協議会の故山形省吾さん作図のものを中心に載せた。
土居会長は「多くの情報を掲載し、登山もしやすくなると思う。このマップを活用し、山城の魅力を一層深めることができるよう願いたい」と話している。
カラー、A1判。津山朝日新聞社印刷、1000部印刷。福武教育文化振興財団とマルセンスポーツ・文化振興財団の助成を受けた。
希望者には無料で配布する。封筒に140円切手を入れ、「山城リーフレット希望」の文言と郵便番号、住所、氏名を記したメモを同封し、美作の中世山城連絡協議会事務局の長瀧薫さん方(〒708―1105 岡山県津山市吉見1012)へ郵送。返信用封筒は不要。
問い合わせは、長瀧さん(■090―9418―7150)。
p
リーフレット「美作を巡る二十六の山城」