国からの新型コロナウイルスワクチンの供給見通しが不確実だとして、津山市など1市5町でつくる津山圏域地域創生協議会の首長らが14日、県に緊急要望書を提出した。
要望書は「ワクチンの確保量と供給スケジュールが不確実な状況の中で、64歳以下の接種を進めていくことは接種体制に混乱を招くばかりでなく、各自治体に問い合わせが殺到し、業務の停滞を引き起こす懸念がある」と指摘。▽県内で必要とするワクチン総量の確保▽国から県への配分決定時における、各市町村への供給量と配分スケジュールなどの速やかな情報提供―を求めている。
この日、鏡野、勝央、奈義、久米南、美咲町の首長と、洪水警報に伴う対応のため欠席した津山市長の代理の担当部長が山下の美作県民局を訪れ、角田直樹局長に手渡した。各首長らは現在の接種状況などを説明し、局長は「各市町のみなさんの混乱や心配にならないよう、知事、関係部局に伝える」と話した。
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要望書を手渡す1市5町の首長ら