一宮小学校(東一宮)3年生の真木沙英さん(8)が、早島町で開かれたピアノコンクール「ブルグミュラーコンクール2021」(同実行委主催)の東中国大会で金賞に選ばれた。真木さんは「気持ちを込めて演奏した」と話している。
同コンクールは、ピアノ教則本で知られる作曲家ヨハン・ブルグミュラー(1806〜74)の作品を主な課題曲としている。
全国13ブロックで開催され、それぞれ予選に当たる地区大会で優秀賞を獲得した人のみが出場した。5歳でピアノを始めた真木さんは、コンクールに出た経験が豊富な「小学3、4年B部門」に挑戦。昨年11月の鳥取地区大会を突破して同12月の「東中国ファイナル」に進み、練習曲の一つ「天使のハーモニー」を演奏して22人の中から最高賞の金賞を受賞した。
ペダル技術や打鍵コントロールが求められる曲だったといい、「毎日1〜2時間はレッスンした。きれいな音色になるように、特に曲の終わりの部分の打鍵を意識した」と真木さん。現在は、2月に控える別のコンクールに向け、クロード・ドビュッシーの曲を練習している。
指導者の中島千香さん(東一宮)は「素質があり、教えたことを早く吸収してくれて本番にも強い。大会では今までで1番良い演奏を披露してくれた」と語った。
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ブルグミュラーコンクールで金賞を受賞した真木さん
一宮小学校(東一宮)3年生の真木沙英さん(8)ブルグミュラーコンクール2021金賞
- 2022年1月24日
- ひと