聖徳寺(阿形覚昇住職)の節分「星まつり」が3日、岡山県津山市小田中の同寺で開かれ、檀徒ら参拝者たちは「厄除開運・心願成就の秘法」といわれる修法と護摩焚(だ)きに参加し、一年の平安を祈った。
本堂で阿形住職(61)と真言宗寺院の僧侶たちが真言を唱えた後、奥の護摩堂に移動。炉に護摩木がくべられ、立ち上がる火の前に、参拝者が一人ずつ座って手を合わせ、錫杖(しゃくじょう)で軽く背中をたたいてもらった。加持祈祷(きとう)を受けた後は晴れやかな面持ちで部屋を後にした。
終わりに同寺密教婦人会が縁起担ぎにと作った黒豆入りの「厄除福豆うどん」やネギとカニカマの酢みそあえなどが振る舞われ、皆を喜ばせた。
子どもを連れて参拝した宮尾の会社員・小林達矢さん(37)は「祈祷を受けた後は気持ちがすっきりとして心が穏やかになった。家族、親族が円満に暮らせ、楽しい年になるようにと願った」。娘の夏々ちゃん(5)は「火がすごくてびっくりしたけど、おいしいうどんも食べることができたし楽しかった。来て良かった」と話していた。
同寺の星まつりは、七曜、九曜の暦にちなみ、一人一人その年の吉凶を左右する「あたり星」を祭り、悪事災難を除いて多幸を祈る儀式として伝わっている。
