本年度「赤い羽根まちづくり福祉活動助成事業報告会」が25日、山北の市総合福祉会館で開かれ、赤い羽根共同募金から助成を受けた4団体が1年間の活動内容や成果を発表した。
城東まちづくり協議会、大手町シニアクラブ、下高倉西一区町内会、大吉町内会老人クラブの代表者らが、それぞれの取り組みを説明した。
城東まちづくり協議会は、福祉・防災マップの作製や防災訓練、多世代俳句交流会などを実施。防災面では地域のさまざまな課題が見つかり、各団体の連携が取れたことで住民間の理解が進んだという。大手町シニアクラブは町内会19世帯で、子どもが一人もいない高齢化が進む状況。「花いっぱいコンクール」を活用した多世代交流会、お年寄りの懇親会などを企画。「今後も大手町に住んで良かったと思ってもらえるよう、町を活性化させていきたい」と話した。
助成選考審査委員やこども審査員は熱心に耳を傾け、「地域が活気づいている様子がよく分かった」「感染症や高齢化の中で大変だと思うが、これからも頑張って取り組みを進めてほしい」と感想を述べていた。
p
活発な活動が紹介された報告会