津山伝統文化茶道教室の「第26回観月茶会」が15日、岡山県津山市新野東の勝北公民館で開かれた。教室生7人が日ごろの研さんの成果を披露し、客人らをもてなした。
文化庁の本年度「伝統文化親子教室事業」の一環。十五夜に合わせて実施する恒例行事は保護者や地域住民ら約20人が出席した。
ススキやヤブショウガがいけられた和室では、同教室を指導する表千家流教授の濃野榮子さん(安井)が見守るなか、子どもたちが作法にのっとり茶をたて、菓子と抹茶を運んだ。参加者は子どもたちの成長に目を細めながら、心づくしの一服を味わった。
教室に通い始めて5年目だという津山中2年の福島さつきさんは「一期一会の月見のお茶を楽しんでいただけて良かったです」と話していた。
また、津山署員による交通安全教室もあった。