岡山県津山市久米川南の圓光寺(田中優寛住職)で31日、恒例となった昼間の除夜の鐘つきがあり、参拝者は一足早い年越し気分を味わった。
夜は子どもらが参加しにくく、例年寒さも厳しいことから、多くの人に「今年に感謝、来年に願い」を込めてもらおうと、2022年から開始時間を午後1時に移して実施している。
年々参拝者が増え、今回は檀家の住民や帰省中の家族連れら幼児から高齢者まで約100人が、代わる代わる鐘をつき、大きな音を響かせた。また、つき終わるとぜんざいが振る舞われ、舌鼓を打った。
小山建樹総代長(71)は「昼間は多くの人が参加できていい。鐘をついて皆来年はいい年になってもらいたい」と話していた。