世界の名車が県内を巡る「ベッキオバンビーノ」(同実行委主催)が2、3の両日開催され、クラシックカーやスーパーカー約60台が行楽客の注目を集めた。
恒例のチャリティーイベントで、初日は岡山縣護國神社(岡山市)をスタートし、備前日生大橋などを経て、美作市の湯郷温泉街へ到着。オースチン(英国)を先頭に、ベントレー(同)、フェラーリ(イタリア)、ポルシェ(ドイツ)などのビンテージカーが観光案内所前に次々とチェックインし、詰めかけたマニアや家族連れらがあこがれの車に見入り、撮影していた。
美咲町栗子の米戸陽右さん(78)は「名車ぞろいだが、特にMGやベントレーのオープンカーにはほれぼれする」と話していた。
各チェックポイントでは交通遺児就学支援の募金活動が行われ、一行はこの日、同温泉のホテルに宿泊。3日は鏡野町の奥津温泉花美人の里、真庭市のヒルゼン高原センタージョイフルパークなどに立ち寄った後、岡山市の終点に向かった。
同イベントは県内の愛好家でつくる実行委が春と秋に開催。
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チェックインした名車に見入る行楽客ら=湯郷温泉街で
世界の名車が県内を巡る「ベッキオバンビーノ」開催