世界アルツハイマーデー(21日)を前に、認知症支援イメージカラーのオレンジ色のシャツを着て啓発する「オレンジウオーク」が13日、岡山県津山市山北の市役所を出発点に開かれ、市民ら約55人が鶴山公園周辺を歩きながら正しい理解を呼びかけた。
認知症当事者や社会福祉事業関係者、市民有志、市地域包括支援センターの職員らが参加。「認知症になっても安心生活」「認知症支え明るい地域の輪」などと書かれたのぼりや小旗、オレンジ色の風船などを手にして、沿道の歩行者らに「認知症の正しい理解をお願いします」などと声をかけながら津山観光センターまでの道のりを歩いた。
参加者の美見文惠さん(76)は「大勢の人たちと会って話ができてとても楽しかった。認知症当事者や家族の方もぜひ参加をおすすめしたい。外で活動することで気持ちが明るくなると思う」と話していた。
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