社会福祉法人津山みのり学園=岡山県津山市=は27日、敷地内の丘陵地約5000平方メートルにミカンの苗木を植樹した。 利用者や地域住民らに散策などを楽しんでもらいたいという思いのもと、3カ年計画の2年目。
グリーンベルト=本社・二宮=の協力で整備を進めている。この日は同社のショベルカー1台と、大東町内会、二宮山西町内会員、同学園の利用者ら計約25人が参加。のり面に1メートルほどのミカンとナツミカンの苗50本を支柱とともに植えた。
丘陵地一帯がミカン畑になるよう、計150本の植樹を予定し、さらにモミジなども育て、夏から秋にかけて憩いの場となることを目指している。
内田新一理事長(81)は「利用者の励みにもなるよう1本1本を家族で管理できるようにしたい。少しでも外での活動の幅を広げるきっかけになれば」と熱い思いを語ってくれた。
