中元商戦が本格化した27、28日、岡山県津山市内の百貨店や量販店などは終日にぎわった。
津山市新魚町の天満屋津山店は今月6日から8月5日まで、3階にお中元ギフトセンターを開設。「プレミアム」「中四国山海のうまいもの」などをキーワードに約600点を陳列している。今夏は担当者がマスクとフェースシールドを着用して接客するなど新型コロナ対策を徹底する中、夫婦連れらが熱心に品定めし、申し込みカウンターで手続きしていた。
同店の人気上位は岡山県産果物、ビール詰め合わせ、そうめん詰め合わせ(各3240円〜5400円)など。
担当者は「清水白桃やマスカット、それらをふんだんに使ったスイーツ、吉井川の伏流水で育てたウナギなど、上質な地元産品を選ぶ人も多い。目標は前年比100%で早期受注会(6月中)の売上げは順調。第2次ピークは7月10〜12日の見込み」としている。
市内の会社員女性(57)は「予算は2万円ほど。親せきや会社関連の4人に白桃、マスカット、京都の漬け物などを贈ります」と話していた。
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にぎわう百貨店の中元ギフトコーナー
中元商戦/岡山・津山市
- 2020年6月29日
- 経済・産業