中四国農政局が30日に発表した県内の水稲の作況指数(15日現在)は95で、この時期では2年連続の「やや不良」となった。害虫トビイロウンカの被害や夏場の高温障害の影響といい、10㌃当たりの予想収量は505㌔(前年同期517㌔)。
前回発表(9月15日現在)からは5ポイント下がり、ここ10年では2014年(94)に次ぐ低い水準。地域別では、わせ品種が大半を占める県中北部は97の「やや不良」で、同予想収量は501㌔。なかて、おくて品種中心の県南部も93の「不良」で、同予想収量は507㌔としている。
主食用の作付け面積は2万8900㌶(前年比400㌶減で、予想収穫量は15万500㌧。前年に比べて3%減となる見込み。
中四国農政局、水稲の作況指数を発表
- 2020年10月31日
- 経済・産業