中四国農政局が9日に発表した県内の2020年産水稲の作況指数(確定値)は95。夏場の天候不順やトビイロウンカの被害の影響で前年より3㌽下がり、3年連続の「やや不良」となった。 地域別では、わせ品種が大半を占める県中北部も97(前年98)。10㌃当たりの収量は501㌔(前年比0・6%減)だった。なかて、おくて品種中心の県南部は93(前年98)で、同収量は507㌔(同3・4%減)。 全体の収穫量は前年比3・3%減の15万500㌧、作付け面積は同0・1%減の2万9800㌶だった。