中国高校柔道大会県予選会(24、25日、岡山武道館)の男子団体戦で、作陽が決勝戦を含む4試合全てでオール一本勝ちし、無傷の16連覇を達成した。個人戦も全7階級で優勝。川野一道監督によると、この大会の完全制覇は同校初という。本大会は6月中旬。
団体戦(5人点取り制)は、予選リーグの金光学園と津山、シードで進んだ準決勝の倉敷工、決勝のおかやま山陽との対戦で先鋒から大将までの全選手に対して内股、背負い投げ、大外刈りなどの技で一本を取った。
個人は、60㌔級を杉森政弥(2年生)、66㌔級を厨子由陸(3年生)、73㌔級を川西成汰(同)、81㌔級を西村夢人(2年生)、90㌔級を藤崎裕也(3年生)、100㌔級を髙橋寛(同)、100㌔超級を津志瑛寿(2年生)が制している。
県内の大会の完全制覇は、昨年10月の新人戦以来だ。笠原勇馬主将(3年生)は「1年生も入り、練習により力が入っている。全員がやるべきことをやった結果」と振り返った。6月12、13日に山口県である中国大会に向け、「レベルは高い。組み手の技術などを磨いて臨みたい」と気を引き締める。
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中国大会予選の団体戦と個人戦全7階級で優勝した作陽の部員
中国高校柔道大会県予選会作陽完全優勝