第79回国民スポーツ大会「わたSHIGA輝く国スポ2025」会期前実施の体操競技(6~15日、滋賀県大津市)で県代表として初出場する加茂中3年生・町田愛奈さん(14)の壮行会が2日、岡山県津山市山北の市役所で開かれ、大舞台での健闘を誓った。
新体操、トランポリンを除く体操競技には、中学3~高校3年の少年男子女子、大学生以上の成年男子女子計20人が出場。町田さんは6月に岡山市で行われた予選会の半年前から練習を積み重ねて好成績を収め、中学生で唯一メンバー入りを果たした。当日は高校生たちと組み、少年女子の団体戦に挑む。
この日、県代表のユニホームを着て市役所を訪れた町田さんは「初めての全国大会で緊張もしているが、演技を楽しむ心を忘れずに、得意のゆかと跳馬で力を発揮させてチームに貢献できるように頑張る」と意気込みを語った。谷口圭三市長と市スポーツ協会の田淵雄一会長は「今までの練習の成果を出すと必ず結果はついてくる」「平常心で、普段の練習通りに挑めば良い結果になる。悔いの残らないように競技に励んでほしい」と勇気づけ、激励金を手渡した。
町田さんが出場する競技は、大津市の滋賀ダイハツアリーナで12、13日に予選、15日に決勝を実施。4種目(跳馬、段違い平行棒、平均台、ゆか)の自由演技で得点を競う。
