中学生に介護講習 福祉の魅力に触れる 美作高/岡山・津山市

教育・保育・学校 車いすの使い方を体験する中学生=岡山県津山市で
車いすの使い方を体験する中学生=岡山県津山市で
         

 福祉医療コースがある美作高校=岡山県津山市山北=で7日、中学生を対象にした「介護実技講習会」が開かれ、参加者は介護福祉士資格を持つ同校卒業生から技術を教わり、福祉の魅力にふれた。

 津山、美作市、美咲町の中学2、3年生6人が参加。福祉施設に勤務する2人から、ベッドメイキングや体位変換の方法、車いすの使い方などを教わった。車いすでは2人1組になって段差の乗り越え方などを学び、アドバイスを聞きながら興味深そうに実践していた。また、福祉の仕事のやりがいなどについての話もあり、進路の参考にしていた。

 作東中2年の藤生彩花さん(13)は「将来の夢は介護福祉士になること。福祉で地元に貢献できるように頑張りたい」と話していた。

 今回で4回目。県北地域の福祉施設で人材不足が続いているのを受け、人材育成につなげようと開いた。


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