事業者支援に係る勉強会in津山(岡山財務事務所など主催)が9日、岡山県津山市山下の津山商工会館で開かれ、関係団体の担当者が中小企業や小規模事業者の諸課題に対する支援策、連携による取り組みついて認識を深めた。
県北の商工会議所や商工会、自治体、金融機関などから約60人が参加。
佐藤光太朗同財務事務所理財課長が趣旨にふれ、「支援体制の不十分さや専門人材の不足などの課題、事業者の多様な支援ニーズがある中、今こそ連携して支援に取り組むことが大切」と呼びかけた。
県信用保証協会の担当者が、資金調達のサポートや専門家派遣、展示商談会での販路開拓支援など本年度経営支援策について説明。続いて岡山県よろず支援拠点のコーディネーターらが中小企業や小規模事業者の諸課題の現状、DⅩ化や省力化、事業承継、価格転嫁、人手不足、賃上げ対策といった重点分野への対応、実際の支援事例について詳しく話し、参加者は終始熱心に耳を傾けていた。