中道中学校(勝部)の3年生96人が26日、授業中に取り組んだ段ボールのおもちゃを、同校近くのやよい保育園(同)に贈った。
毎年家庭科の授業の一環として同園で実習を行っていたが、コロナ禍のため中止となり代わりに企画。生徒が考えたオリジナルキャラクターを描いたガチャガチャや椅子のほか、大型の段ボールをつなぎ合わせて中に入って遊ぶ迷路、寿司店のカウンターを模した玩具など全部で12個を制作した。「仲良く使ってね」「一緒に遊べなくても喜んでくれたらうれしい」といったメッセージを添えている。
卒園生の生徒ら20人が同園を訪れ、年長組の園児34人に手渡した。代表として多木夢人君(15)が「新型コロナウイルス予防のため外出を自粛している。かわりにおもちゃでいっぱい遊んでほしい」とあいさつをした。喜んで受け取った上田渉汰君(6)は「とても上手にできている。遊ぶのが楽しみ」と話した。
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おもちゃを手渡す生徒
中道中学校(勝部)の3年生段ボールのおもちゃを、やよい保育園に贈った
- 2021年3月3日
- 教育・保育・学校