久世中学校3年の横山翔大さんが、大相撲の高田川部屋(東京都江東区、高田川勝巳親方=元関脇安芸乃島)に入門することになった。4年前に同部屋に入門している真庭山(本名・横山新)は実兄。尊敬する兄と兄弟で関取を目指す。
翔大さんは身長168㌢、体重82㌔。兄の後を追い続け、小学生のころから夢は「大相撲」。小学5年のとき県南の相撲教室に通い始めた。6年になると真庭市スポーツ協会相撲部の教室でも鍛練に励み、全国大会団体の部3位入賞など活躍してきた。
23日には翔大さんの門出を祝う会が真庭市内であった。迎えに来た高田川親方は「お兄ちゃんの真庭山は性格がいい。兄貴に追いつけ追い越せの精神で競い合って精進してほしい」と激励した。
翔大さんは「兄の後を追い続けてきた。大好きな相撲を兄とできることがうれしい。基礎を大切にする力士になりたい」と決意を述べた。
翌日には同校(同市台金屋)で壮行会があり、一足早く卒業した翔大さんは高田川親方とともに東京へ旅立った。
4月4日に新弟子検査を受ける予定で、早ければ大相撲5月場所でデビューする。
久世中学校3年 横山翔大氏 大相撲の高田川部屋(東京都江東区、高田川勝巳親方=元関脇安芸乃島)に入門 / 岡山県真庭市