久米中学校(南方中)の剣道部女子が第60回県中学校総体の団体の部で2連覇し、全国中学校体育大会(8月19日、北海道釧路市)への切符を手にした。選手たちは、「昨年の悔しい思いをバネにベスト4を目指したい」と闘志を燃やしている。
メンバーは主将・石井心選手(3年)、石原まどか選手(2年)、北本花帆選手(同)、山本咲蘭選手(同)、平山凛選手(1年)、村上釉紀選手(同)の女子部員全員。
7月21日に美作市今岡の武蔵武道館で行われた県大会では、2回戦・芳泉に4ー1、準々決勝・玉島東戦は2ー2で代表決定戦にもつれ込んだが、1本先取ではずみをつけ、準決勝・就実は1ー1となったが、本数勝ちで決勝に進出。決勝は倉敷南に1ー0で勝利し、持ち前の結束力で激戦を制した。
練習では男子部員4人交えて、素振りなどの基本動作を確かめ合いながら反復。互いに弱点を指摘し、技に磨きをかけている。石原主将は、「昨年の課題であった技の決めの甘さを克服し、勝利につなげたい」と意気込む。
部活動指導員として6年目になる村上大介監督(68)=油木北=は「強みである団結力を発揮し、一人一人が役割をまっとうすれば、好成績が収められる」と期待を込める。
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全国中学校体育大会に出場するメンバー
久米中学校 剣道部女子 第60回県中学校総体団体